小さなイボから大きなイボまで~イボ治療百科~
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みなさんのよくあるイボの疑問・質問について、いー坊がお答えするこのコーナー。まず、はじめの質問は「イボとウオノメ(魚の目)とタコの違いについての違いがわかりません。原因とか症状とか違うの?」、という質問です。
イボ、ウオノメ、タコのほか、水疱瘡なんかも含めて、いっしょくたに「イボ」で片づけてしまう人もいますが、厳密には違うものです。
イボについてはこのサイトでもお話ししてきましたように、原因はウイルス。ヒトパピローマウイルスというウイルスが悪さをして、皮ふを内側からかさあげるのがイボです。
一般的に手足や顔にできる尋常性疣贅(疣贅とはイボのこと)、足の裏にできる足底疣贅、顔や腕にできる扁平疣贅などがあります。直接的な傷みはとくにありません。
しかし、放っておくとどんどん増殖したり大きくなったりして、見た目的にもちょっとイヤですし、目もとなんかにできた場合は視界をさえぎることなどもあります。
鶏眼(けいがん)ともいわれるように魚や鶏の目のような形状が特徴のウオノメと、胼胝(べんち)ともいわれるタコは角質の変性が原因です。
どちらもわりと身近な生き物ですが、こちらの魚や鶏、タコはできることならかかわりあいたくないものですよね。
原因は、からだの特定の箇所に刺激や圧力がかかり続けた結果、角質が極端に厚くなってしまうこと。
ざっくりいうと、角質が皮ふの内向きに成長していくのがウオノメで、外向きに肥大化していくのがタコ。
たとえば、体重のかけ方や歩き方にクセがあると、親指やかかとなど、足の裏の一部にピンポイントでからだの重みがかかってしまいますよね?
すると、そこがウオノメ、またはタコになりやすくなってしまいます。
見わけ方は、直径が小さくてあまり広がらず、心があるものがウオノメで、全体的に広く盛り上がって芯のないものがタコです。
昔は文筆業には「ペンダコ」はつきものでしたし、野球経験のある人なら手に「バットタコ」ができたことでしょう。
タコは皮ふが外に向かって盛り上がって角質化していくだけなので、実害はあまりありませんが、ウオノメはかかってしまうとやっかい。
ウオノメの根が深いと、「目」を刺激されたときピリッと鋭傷がはしります。
ただし、やっかいなのが、イボ(足底疣贅)とウオノメの見わけ方。足底疣贅も患部が小さいうえに、押すと多少の痛みを感じることがあります。
「ウオノメかと思って病院へ行ってみたら足裏のイボだった」、な~んてことも珍しくありません。
そう、足の裏のいー坊はウオノメさんとよく似ているんです。
イボかウオノメかタコか――。
ちゃんと見極めないと、間違った治療をすることになりかねないので、よく患部を観察してくださいね。
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