小さなイボから大きなイボまで~イボ治療百科~
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ミルメシアは足底にできる感染症イボであり、うおのめによく似た見た目をしています。
以前ミルメシアは足底疣贅としてひとくくりにされていましたが、150種類以上あるヒトパピローマウイルス(HPV)のなかのHPV-1というウイルスによって発症するものをミルメシアとして区別しています。
なお、ミルメシアは足の裏以外にも手のひらにイボができるケースもあります。ミルメシアは皮膚の奥へ進行しやすいため、発症すると発赤や痛みを伴います。そのため痛みで歩きづらい・ペンを持ったり手のひらを握るのがつらいと感じることも。
ミルメシアの原因であるHPV-1は、皮膚が乾燥している・傷ができている・アトピー性皮膚炎などの症状があるなどの場合に感染しやすくなります。皮膚が健康な状態であれば感染リスクを抑えられるため、皮膚の健康状態には日頃から気を配りましょう。
ミルメシアは足の裏や手のひらにイボが生じる病気です。形状はドーム状丘疹になっており、頂上部が陥凹しているのが特徴。噴火口状や蟻塚などと表現されることもあります。
うおのめに似た見た目ですが、とくに子どもの場合、足の裏のイボがうおのめではなくミルメシアであることも多いのだとか。ミルメシアは悪性のできものではありませんが、症状が進むと痛みを伴うため、ミルメシアを発症したら早めに医療機関を受診し治療を受けましょう。
ミルメシアは皮膚の奥へ進行しやすい特徴があることから、早い段階での治療がおすすめです。
治療方法では液体窒素による凍結療法を行うことが多く、イボを凍結させることで細胞を除去します。液体窒素は-196℃と非常に低温であり、液体窒素を綿棒に浸して病変部に押し当てます。また、スプレー噴射することもあるようです。
液体窒素によって角化細胞が壊死し徐々にイボが除去できますが、治療は2週間ごとのペースで複数回行われます。イボの治療は複数回行うことが多く、とくにミルメシアは治療終了まで数ヵ月かかることもあります。
なお、凍結療法以外にも内服薬の処方や手術による摘出などを行う場合もあります。
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