小さなイボから大きなイボまで~イボ治療百科~
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ホホバオイルについての特徴、イボに期待できる効果を調べてまとめました。
砂漠のような過酷な環境下で育つ植物・ホホバから抽出されるホホバオイル。うるおいを閉じ込めて乾燥から肌を守ってくれます。そんなホホバオイルは、イボにどんな働きをもっているのでしょうか?
「最近イボが増えて困っている」「お肌に合うスキンケアアイテムがなかなか見つからない…」「肌の乾燥がひどくてカサつきがち」という人におすすめ。ぜひ参考にしてみてください。
ホホバオイルとは、ホホバの実や種子から抽出した天然オイルのことです。
原料となるホホバは、メキシコ・アリゾナ・南カリフォルニアといった砂漠地帯や不毛地帯に生息している植物。固くて厚い皮をもち、過酷な環境でも生息できるよう水分を保持する性質を備えています。その性質から「命の植物」と呼ばれ、昔から髪・肌のお手入れや食用として利用されていたそうです。
ホホバオイルの成分のほとんどは、肌にうるおいと弾力をもたらす「ワックスエステル」です。
ワックスエステルは人間の皮膚に20~30%ほど含まれている皮脂の成分。浸透力が高く、肌を保湿してうるおいを保ってくれます。
ホホバオイルの種子は、重さの約50~60%がワックスエステル。その含有量は他のどの植物よりも多いのだそうです。
肌の乾燥を防ぐのにも効果的な成分ということもあり、イボだけでなく様々な肌トラブルを予防したり、改善するのにも役立ってくれるでしょう。肌へのなじみも良いので、使い心地の良さも実感できるはず。多くの人の肌に合うので、アレルギー反応を起こしにくいのが特徴です。
成分について考える際に特に注目したいのが、未精製のものか、それとも精製済みのものか?ということ。精製されたホホバオイルは化学薬品などを使っています。こちらは色が透明なのでわかりやすいでしょう。
一方で黄金色のホホバオイルは未精製のものということになり、化学薬品を使わない方法で圧搾してオイルにしているのが特徴です。未精製のものは高いのですが、安全性も高いとされているので、できればそちらを選択してみましょう。
また、ゴールデンホホバオイルとも呼ばれている未精製のものは、透明な精製済みのものにはほとんど含まれていないような栄養素や美容成分が多数含まれています。
効率よく美容成分を取り入れていくためには、ゴールデンホホバオイルを選択しましょう。ホホバオイルは古くから美容のために使われてきた実績も持つので、イボや肌トラブル解消に役立ててみてください。
ホホバオイルは熱に強い植物。そのため、熱によって酸化しにくいと言われています。370℃以上の高温な環境に置いても品質が変わらないため、長期保存が可能。室内であれば数年間は保管できると言われています。
ホホバオイルは、皮膚を柔らかく保ってイボ改善に効果をもたらすと言われています。
ターンオーバーの乱れによって古い角質が押し出されなくなると、皮膚が硬化。それが原因でイボやニキビができたりシミになったりと様々な肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
ホホバオイルを使って肌を優しくマッサージすることで、柔らかい皮膚を維持。ハリのある若々しい肌を保てます。
皮脂のバランスを整える作用があるホホバオイルは、どんな肌質の人でも気兼ねなく使用できるオイルです。
イボに効果的な成分を試している際、肌に合わなくて使用できなかったものもあるのではないでしょうか。せっかく効果があると聞いて買ってみたのに、使えないのはもったいないですよね。ホホバオイルは低刺激なので、トラブルが起こる可能性が少ないと言えます。
それでも過信するのは禁物。初めて使用する際は、念のため肌にダメージがないかチェックしてから試してみてくださいね。
ホホバオイルでイボが改善できるかどうかは、医学的にはまだ認められていないのだそうです。医師によって見解が様々なので、過度に期待するのはやめておきましょう。
ただ、ホホバオイルはどんな肌質の人でも使いやすいものなので、他のスキンケア製品が合わなかった人にもおすすめだと言えます。しっくりくるアイテムが見つかっていない人は、ぜひホホバオイルを試してみませんか?
ホホバオイルは美容のために取り入れている方が多い人気のオイルではありますが、取り入れる上での注意点はあるのでしょうか。副作用などはないため、安心して取り入れられる成分です。
ただ、ごくまれに肌に合わない方はいるようなので、まずは少量から使って様子を見るようにしてみてはどうでしょうか。初めからたっぷり塗ってしまうと肌に合わなかった時に辛い思いをするので、パッチテストから始めてみるのがおすすめです。
また、体調が悪い時などに新しいものを取り入れると肌トラブルが起きやすい方もいるので、そういった方は特に注意しておきましょう。非常に安全度の高いオイルではありますが、一応気をつけておきたいですね。
それから、商品によっては特徴が異なるので、信頼できるものを取り入れることが大切になってきます。
もう一つ気をつけておかなければならないのが、通常のお料理に使うオイルのようには活用できないということ。近年は健康ブームの影響もあり、オイルにこだわる方も増えてきました。
美容に良いのなら健康にも良いはず…と思うかもしれませんが、ホホバオイルはワックス(蝋)でもあるため、体内では消化できません。イボ対策のためにホホバオイルを取り入れるのであれば、肌に塗って活用しましょう。
他にもイボ改善に働きかけてくれる成分はいろいろあるのですが、例えば杏仁オイルもおすすめです。これは、アンズの種子から取れる「杏仁」というものを原料にしていて、杏仁を絞って抽出したエキスのことをいいます。
このオイルの中にはパルミトレイン酸、パルミチン酸、リノール酸、オレイン酸、ステアリン酸といった美容成分がたっぷり配合されているので、イボ対策としてだけでなく、美肌対策として取り入れている方も少なくありません。
アンチエイジング効果を持った美容成分も含まれているので、若々しい肌を維持したいと思っている場合にもぜひ取り入れてみてください。体内で加齢とともに不足していくパルミトレイン酸なども杏仁オイルで補っていくことができます。
こちらのページでは杏仁オイルが含まれている商品として、アプリアージュオイルS 、アンミオイル、アプリシャル ピュアオイル、アプリコットカーネルオイル、杏仁スムージングエッセンス、薬用杏仁オイルAPRIについて紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。各商品の特徴やこだわりなどについてもまとめています。
イボ治療におすすめ
杏仁オイル厳選3選
加齢によるイボは乾燥や紫外線ダメージが原因とされています。
乾燥や紫外線から肌を守る杏仁オイルを、下記基準でピックアップしました。
条件に当てはまったのは次に紹介する3商品のみ(2018年7月時点)。ぜひチェックしてみてください。
アプリアージュオイルS | アプリコットカーネルオイル | E-Oil+(イーオイルプラス) | |
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原料国 | 南フランス | モロッコ | 不明 |
原産国 | 日本 | アメリカ | 日本 |
天然由来成分 | 杏子オイル+ヨクイニン+その他5種類 | 杏子オイルのみ | 杏子オイル+ヨクイニン |
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