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イボができやすいからだのパーツのなかでも、ここでは顔について説明していきます。

年齢とイボの関係

身体の中のイボで一番気になるのが顔のイボ。イボが顔にあると見た目の印象も変わってしまいます。自分には見えなくても気になってしまいますよね。特に女性は顔が命ですから、顔にイボができると気分まで下がってしまいます。顔にイボができることは避けたい、そしてできてしまったとしてもすぐに治したい、と誰もが思うはず。とはいえ、できないようにと願っていても、できてしまうことはあります。

イボは、年代によって呼び方も異なります。また特徴も異なるため、3つの年代で分けてイボをご紹介します。

若年期

成人する前までにできるイボを、若年期のイボとしています。若いときのイボにも種類がありますが、一般的に水イボであることが多いです。伝染性軟属腫というのが正確な名称なのですが、伝染性軟属腫ウイルスに感染することで発生します。主に6歳ぐらいまでの子供に多くみられています。サイズとしては直径2mm~5mm程度、ブツブツとしたものができます。特に痛みやかゆみがないので子供自身にとって何らかの苦痛があるというわけではないのですが、やはり集中してできるので目立ちます。水イボはつぶしてしまうと、ウイルスが出てきてしまいます。そのため、つぶしてしまってウイルスが違う場所にも付着し体中全体に広がる可能性もあるため、気を付けなくてはいけません。特に子供は気にしてつぶしてしまいがちなので、水イボができた部分を保護してつぶさないようにしなくてはいけません。

主にひじやひざの裏、胸、わきの下、股など皮膚が柔らかい場所にできやすいです。感染は積極感染となりますが、集団生活を送っている場で移ることが多いです。ただし、皮膚にウイルスがつくだけでは感染しません。傷などがあり、傷口から入り込んできて観戦します。皮膚の乾燥が元からひどい場合、またアトピー性皮膚炎の子供は皮膚のバリア機能も弱っていて小さな傷口もできている可能性があるため、感染しやすいとされています。

青壮年期

青壮年期とは、主に20歳から40歳ぐらいのことを指しますが、青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)と呼ばれるイボは、青壮年期に多く発生します。主に20歳前後で発生しやすく、ウイルスが原因となっています。ただし、同じくウイルスで発生する尋常性疣贅とはウイルスが異なります。

ウイルスの違いは以下でご紹介します。

疣贅(ウイルス性)は,ヒト乳頭腫ウイルス(human papillomavirus:HPV)感染による皮膚・粘膜良性腫瘍の総称で,俗に“いぼ”と呼ばれる.原因HPVの違いにより,尋常性疣贅,(青年性)扁平疣贅,尖圭コンジローマ,ボーエン様丘疹症,特殊病型として足底表皮様囊腫や遺伝性で高発癌性の疣贅状表皮発育異常症などがある.

出典: 疣贅,伝染性軟属腫
皮膚科セミナリウム 第25回 皮膚のウイルス感染症 J-STAGE

とされています。

そのほかに、青年性扁平疣贅は色が褐色、そして一度にたくさんできるという特徴があります。基本的に症状が発生してから1週間から2週間ぐらいで改善していくことが多いのですが、そのまま違う皮膚にも発生して増えていくことも考えられます。早めに治療をすることで、素早くそして広がることなく改善していくでしょう。

青年性扁平疣贅になりやすい人は、職業的にけがしやすい人です。ウイルスは傷口から体内に入り込んでいくことが多いため、日常的に細かな傷があるとなると感染しやすくなるでしょう。大きなけがではなく、自分でも気づいていないような小さな傷口からも入り込む可能性があるので気を付けてくださいね。

中高年期以降

若いころのイボとは少し異なり、中高年期以降になるとできるイボも変わってきます。中高年期にできやすいイボは、老人性疣贅と呼ばれています。老人性疣贅は早くて30代から発生しやすくなり、脂漏性角化症とも言います。最初は小さなイボなのであまり気にならないかもしれませんが、次第に大きくなってくるのが特徴です。少し黒いのも特徴なので、若い年代であっても黒いものであれば老人性疣贅かもしれません。

大きくなって自分で治すのは難しい場合は、病院で切除して治療を行います。

顔のイボの主な治療法

自宅治療

初期のイボであれば、自宅治療で改善する可能性があります。まだセルフケアで何とかできる状態であれば自宅治療から始めてみてください。イボが気になるけれど病院へ行く暇がない、病院へ行ってまで治すほどでは…という人にも最適な治療法ではないでしょうか。

市販のクリームやオイルなどもいろいろと販売されているのですが、特におすすめしたいのが医薬部外品のアプリアージュオイルSです。こちらはクリームではなくオイルなのですが、初めてでも気軽に使えて塗りやすいという特徴があります。顔のイボはもちろん、首のイボにも効果が期待できます。

市販のクリーム・オイルは継続して使うことが大切です。1回使っただけですぐに改善するイボはほとんどなく、1日数回継続して使い、次第に改善していくでしょう。毎日継続しやすいものを選ぶことも、楽に継続するためのポイントです。早めの対策であれば市販のクリームやオイルだけでも改善しやすいので、病院に出向く手間もありません。でき始めであれば市販のクリームやオイルで対策してみてください。

病院治療

病院治療の場合は、治療の方法が2種類あります。

液体窒素

液体窒素でのイボ治療は、保険適用となっており一般的な治療法です。治療費に健康保険が使えるので、個数や大きさ、どれぐらい治療を続けるかにもよりますが、10個未満で1,000円するかしないかの金額となっています。プラスで診察料金が必要です。病院治療となるとお金がかかりそうというイメージがありますが、液体窒素であればそれほどかかりません。

液体窒素での治療は、効果もとても高いです。しかし、その分痛みが出やすい治療法なので気を付けましょう。液体窒素はマイナス196℃というかなり低い温度で低温やけどをさせてイボを壊死させていきます。次第に新しい皮膚が再生して元通りになる、という仕組みなのですが、治療中から治療を終えてしばらくはヒリヒリと痛みます。大きさによっても痛みは異なりますが、ひどいやけどをしたような感覚です。痛み止めが処方されるのですが、治療中も痛むので治療を受ける際はある程度の覚悟が必要になるでしょう。

また、一度改善しても再発する可能性があるため、再度発生したらまた液体窒素で…と何度か繰り返すこともあります。また、治療した部分が色素沈着を起こす可能性もあるため、ケアも必要。紫外線の刺激から守り、かさぶたなどができても決して触らないことです。自然と回復していくのを待っていれば、皮膚もキレイに戻りやすくなります。

レーザー

病院治療はレーザーを使う方法もあります。レーザーの特徴は、ウイルス性のイボだけでなく、老化によってできる老人性のイボ治療にも効果的である、ということ。炭酸ガスレーザーを使います。皮膚の水分に反応するレーザーで、イボは多くの水分を含んでいます。そこに反応させて熱エネルギーが発生し、熱の蒸散とともにイボの組織を取ります。

治療回数がわずかで済むため、早く治したい、短い期間で治療を終えたいという人にはおすすめです。レーザーの場合は局所麻酔を使って行うため、治療中の痛みに関しては心配ありません。ただし麻酔が切れてからは少し痛みが出やすいので、痛み止めを飲みながら過ごしましょう。レーザーも液体窒素でも治療と同じように、自然に治るのが理想です。無理やりかさぶたをはがしたりせず、新しい皮膚が出来上がるのをしばらく待ちながら過ごしましょう。

紫外線対策も液体窒素の治療と同じようにしっかりとしてくださいね。レーザー治療は病院治療の中では比較的高額ですが、小さなイボであれば数千円から数万円などで治療ができます。

顔にできるイボの原因

遺伝

顔イボは遺伝する可能性もあります。生まれつきでイボがある場合、また次第に大きくなってしまう顔のイボは遺伝してしまっているかもしれません。元々の体質としてイボができやすい、ということになります。生活習慣などに気を付けていてもできる可能性があるので、できてしまうのは仕方がない、と割り切って考えましょう。とはいえ、そのままにしておくわけにはいかないですし気になってしまうので、遺伝の場合はできたらすぐに治す、ということを徹底しましょう。

ウイルス

ケガをしてしまうと傷口ができますが、傷口からウイルスは侵入してしまいます。傷口といっても、大きなものばかりではありません。大きな傷はウイルスや細菌が入らないように消毒したり保護したりするものですが、小さな傷口はどうでしょうか。日常生活で気づかないうちにできてしまった傷からもウイルスは入ってしまいます。顔の場合はカミソリでちょっとついてしまった傷だとか、爪でひっかいてできた傷、吹き出物のつぶれた傷などから入りやすくなるので気を付けましょう。

老化

イボの中でも老人性疣贅の原因として大きいのが老化です。皮膚の老化は誰しもが感じるはず。実は老化が始まるのは意外と早く、老人性疣贅はすでに30代から発生する可能性があります。特にできやすいのは、紫外線を浴びた皮膚です。皮膚は紫外線を浴びることで老化していくため、紫外線対策は必須。美肌を保つためにも紫外線は大敵と言われていますよね。

以下のように紫外線による影響が考えられています。

太陽光,特に紫外線は皮膚に傷害作用をもたらす.急性傷害としてサンバーンがあり,慢性的曝露は日光黒子,シワなどの光老化や,良性,悪性の腫瘍(光発癌)をもたらす.また,免疫反応を抑制することも重要な作用の一つである.

出典: 紫外線,赤外線による皮膚傷害

となります。紫外線は皮膚を老化させる原因であることがわかります

そうはいっても、紫外線を完全ブロックするのはかなり難しいですし、紫外線以外の影響によっても皮膚は老化してしまいます。肌のお手入れを怠らないようにし、乾燥しないように保湿をすることも大切です。

喫煙習慣

普段から喫煙している人は、喫煙が原因で血行不良になっている可能性が高いです。肌に充分な栄養が運ばれにくくなっており、さらに肌の回復に必要なビタミンCも消費される量が多いため、肌のトラブルが起きやすくなります。イボも肌トラブルの1つです。喫煙習慣はイボ以外にも肌全体のトラブルを招く原因となるため、控えるように心がけましょう。

免疫力

私たち人間の体には、免疫力が備わっています。外から入ってきたウイルスや細菌をやっつけるための力なのですが、免疫力が弱くなっているとイボの原因であるウイルスにも感染しやすくなります。特に栄養不足によって免疫力の低下は起きやすいので、栄養が偏らないように食事を整えたり、しっかりと休息をとって元気に毎日を過ごしてくださいね。また、ストレスによっても免疫力の低下は起こるとされています。健康を維持することで免疫力の低下を防ぎ、それによって肌も健やかな状態を保ちやすくなるでしょう。

イボによくないNG行為とは?

顔にイボができてしまった…となると、どうしても気になってしまいますよね。でも、気になるがあまりに適切ではない対処をしてしまうのは危険です。

無理やりちぎる

小さなイボだと、ちぎれるような気がしてしまいますよね。でも、少し引っ張ってみるとわかるのですが、かなりの痛みが伴います。皮膚の一部なので、簡単にちぎってとれるというわけではないのです。痛みを我慢してちぎることもできますが、傷ができることになるので必ず出血します。ウイルス性のイボだと、ウイルスを取り除くことはできないので再発もしやすいですし、傷からさらに新たなウイルスが入り込む可能性も考えられるでしょう。

とれそうだな…と思っても、肌の一部としてちぎってしまわないように、正しいイボ対策をしてください。

まずは作らないような対策が大事

イボができてしまってからは、病院やクリニックで適切な処置をしてもらわないと取り除くことができません。そうなると費用もかかりますし、再発するかもしれないと思うのもいやですよね。イボは作らないように、できてしまう可能性が高まるNG行為はできるだけしないように心がけましょう。

紫外線を浴びすぎない、お手入れに手を抜かない、傷を作らないようにする…などと対策もいろいろあります。生活習慣も顔のイボを作りやすくしてしまう原因なので、食生活の見直しもイボ対策には最適です。

顔にできやすいイボ

原因

遺伝

顔イボは遺伝することもあるイボです。生まれつきのイボ、また大きくなってしまう顔のイボは遺伝である可能性が高いといえるでしょう。遺伝の場合はもとから持っている体質ということになるので、常にイボができやすい状態である、ということです。生活習慣などで発生するものではありません。

ウイルス

皮膚を傷つけてしまったとき、そこからウイルスが侵入してイボになることもあります。吹き出物がつぶれた後とか、カミソリでちょっとした傷ができてしまった後など…ウイルスが入り込まないように気を付けなくてはいけません。

老化

以下でご紹介する老人性疣贅の原因でもあります。皮膚が老化することで起こってしまうイボであり、紫外線を浴びた場所にできやすいです。紫外線対策をすることで皮膚の老化は防ぐことができるとわれているため、紫外線には気を付けて対策しましょう。

とはいえ年齢による老化はある程度仕方がないことです。それでもお手入れをしていれば、ある程度の肌トラブルは防ぐことができます。日頃のお手入れ、特に保湿は念入りに行いましょう。

喫煙習慣

たばこを吸う習慣がある人は喫煙による血行不良によって肌に必要な栄養が運ばれにくくなり、さらにビタミンCの消費も多いので、トラブルが起きやすくなるでしょう。そのトラブルの1つにイボがあります。生活習慣の中でも喫煙習慣は最も肌トラブルが起きやすい原因なので、控えるように心がけましょう。

免疫力

免疫力というのは、体内に侵入してきた悪い物質をやっつける力のことです。免疫力が低下してしまうと、顔イボもできやすくなります。栄養が不足すると免疫力も低下することがわかっているので、できるだけ栄養には気を付けて食生活を整える必要があります。

なりやすい人

高齢者

老化によってできやすくなるとお話しした通り、高齢になると顔イボができやすくなります。

職業柄ケガがしやすい人

ウイルスが傷口から入り込んでイボができてしまう可能性もあるのですが、ケガがしやすい人はウイルスがそこから入りやすくなるでしょう。ケガといっても、決して大きなケガとは限りません。切り傷・擦り傷でもケガであり、ウイルスが侵入してしまうかもしれません。