サイトマップ

HOME » 【くわしく解説】イボにはどんな種類があるの? » 老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

知っておきたいイボの種類の中でも、このページでは老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)についてくわしくみていきます。

加齢とともに増える老人性イボ

老人性疣贅(老人性イボ)老人性疣贅は、別名・老人性イボ。

カタイ言い方では、脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)という呼ばれ方もします。老人性疣贅も存分にカタイ言い方ですが…。

老人性の名がつくとおり、年齢を重ねるとともにできやすくなるのが特徴です。

30歳を過ぎると徐々にできはじめ、80歳以上の高齢者ともなるとほぼ全員といっていいくらいの人に発症します。

だからといって若い世代にまったくできないわけではありません。なかには早い人で20代から発症する人もいます。

老人性疣贅かどうかは、自分では判断しないほうがいいでしょう。

見た目では老人性色素斑であるシミ、良性腫瘍のホクロをはじめ、日光角化症、悪性黒色腫とあまり変わらず、素人目では判別がつきにくいからです。

「老人性イボかと思っていたら違った」と、皮膚がんの前段階である日光角化症であったということもない話しではありません。

医師なら見ただけで判断できるので、心配なら皮膚科で診てもらうようにしてください。

老人性疣贅の原因としては、紫外線の影響が大きいと考えられています。

皮ふが紫外線の刺激をうけると、真皮まで紫外線が届かないように最上層の表皮でメラニン色素を生成。通常、生成されたメラニンは新陳代謝されるときに表面まで押し上げられ、角質などと一緒に皮ふの外に排出されます。いわゆる垢ですね。

しかし、加齢で新陳代謝能力が低下してしまうと、メラニンを皮ふ外に排出しきれなくなり、老人性色素斑(シミ)となります。

老人性疣贅は、この老人性色素斑が蓄積されて皮ふを押し上げて盛りあがった状態です。

また、長期間紫外線を浴び続けることでおこる老化現象、光老化も原因の一因だと考えられています。

老人性疣贅の治療方法

老人性疣贅の治療は、小さいうちならとても簡単。

ハサミなどでカットするだけでOK。もちろん、個人でするのは衛生面でも問題がありますし、老人性疣贅かどうかの最終診断もしてもらわなければいけないので、病院でしてもらうことが前提です。

大きくなってしまった場合は、液体窒素による凍結方法やレーザーや電気メスでの切除となります。

液体窒素は、患部を凍結して低温やけどさせることでカサブタをわざとつくる治療法。1週間から10日ほどたつと、カサブタが老人性疣贅と一緒にとれ、除去完了です。

ウイルス性のイボを液体窒素で治す場合は何回も通院する必要がありますが、老人性イボの場合は1回~数回でかまいません。

レーザーや電気メスは、その日のうちに切除することができるのがメリットであるものの、保険が適用されないので自己負担となります。

老人性疣贅では予防も大切です。

その原因は紫外線。ということは、UVケアをすることが、老人性疣贅予防になる、というわけ。

肌の露出を控える、帽子をかぶる、日焼け止めをぬるなど、基本的なUVケアをしていれば、おのずと老人性疣贅も遠ざかるはずです。

老人性疣贅の詳細

選択した治療法とかかった費用

老人性イボは、大きさによっても治療法が変わります。小さなイボだった方は、中にはご自身でハサミで切ってしまったという方もいます。その場合は、当然治療費は0円。 とはいえ、ハサミで自己治療は怖いので病院での治療が安心ですよね。

液体窒素治療で大きな老人性イボをとった方は、ほとんどが1〜2回の治療で完了するため、費用は数千円程度がほとんど、レーザー治療、電気メスなどは5000円から数万円という方が多くなっています。

完治までにかかった期間

老人性イボの完治にかかるまでの期間は、他のウイルス性のイボと比べて期間も短く済んでいるようです。 東京女子医科大学が公表しているいぼ外来の案内では、老人性イボは1回のレーザー治療で終えてしまうこともあるそうです。

レーザー治療なら1回のレーザー施術をした後に、1〜2週間後チェックして問題なければ完治となります。

痛みや症状

老人性イボにかかった方の多くが、痛みを感じていません。痛みを感じないならそのままでもいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、中には皮膚腫瘍だったり、神経疾患が原因だったりすることもあるので治療した方がよいでしょう。

もちろん、老人性イボになった方の中には、服と擦れて痛みを感じたという方もいます。イボが大きくなって、皮膚からぶら下がってしまえば、イボの周りの皮膚が引っ張られて痛みを感じることもあります。早めに治療した方が、痛みを感じる心配も少なくなりそうですね。