イボとは?

みなさんは、「そもそもイボって、いったい何?」と聞かれて、どう答えますか?
きちんと説明できる方もいらっしゃるでしょうが、「う~ん、できものの一種で~…」「タコみたいなもので~…」と、途中で口ごもってしまい、はっきりと解説できる人は少ないかもしれません。

イボとは、皮膚の一部が突起状に隆起した状態のもの。医学的には疣贅(ゆうぜい)といいます。原因によって2つの種類にわけられ、ウイルス感染によって引き個々されるウイルス性のものと、年齢を重ねることで自然とできる老人性のものがそれ。
さらにウイルス性のイボは尋常性疣贅、足底疣贅、伝染性軟属腫、扁平疣贅などに分類されます。

尋常性疣贅は一般的なイボで、1cm角の突起状のイボ。一方、足底疣贅は体重がかかって皮膚内に押し込まれるため魚の目状に症状がでるのが特徴です。
聞きなれない伝染性軟属腫とは、いわゆる「水イボ」のこと。幼児・小児によくみられます。

扁平疣贅は尋常性疣贅よりはやや小さく、まん丸よりも楕円形に近いカタチのイボです。

一方、老人性疣贅は名前からして高齢者特有のイボのように思ってしまいますが、30歳をすぎると誰にでもできはじめる可能性があるため、決して老人だけのイボではありません。

くわしく解説 イボにはどんな種類があるの?

尋常性疣贅
(じんじょうせいゆうぜい)

「尋常」の名がつくように、もっとも一般的なイボ。ウイルス性(ヒトパピローマウイルス)で、突起状のイボを除去するだけでは再発してしまうのが特徴です。はじめは1mm四方ほどの小さな粒状で、徐々に成長して数か月後には1cm~に。治療はとくに希望がない限り、通常は液体窒素で治療していきます。
液体窒素による治療は時間がかかるので、ヨクイニンも併用すると効果的。
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足底疣贅
(そくていゆうぜい)

イボのなかでも、足の裏にできるものをとくに指して足底疣贅といいます。
原因は尋常性疣贅とおなじ、ヒトパピローマウイルスです。
常に体重のかかる足の裏だけに、イボは皮膚の内側へ向かって成長し、非常に治りにくいのでやっかい。半年から1年かかることもあります。
液体窒素での治療となりますが、治療後の痛みで、その日は歩けなくなる人もいます。
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老人性疣贅
(ろうじんせいゆうぜい)

30代になると増えはじめる、加齢によってできるイボで「老人性イボ」とも呼ばれます。80歳を超えると、ほぼ100%に近い人にできるものです。紫外線が大きな影響を与えているといわれていて、ダメージを負った皮ふが機能を回復できず、新陳代謝能力が衰退してしまうのが原因と考えられています。
小さなポツポツが首まわりや胸もとにできやすいため、重点的なケアが必要。
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伝染性軟属腫
(でんせんせいなんぞくしゅ)

いわゆる「水いぼ」のこと。プールを介して子どもがかかりやすく、夏場はとくにかかる人が増えるイボです。接触感染で伝染し、1か月ほどの潜伏期間があります。
そのまま放置しておくとイボが大きくなるとともに、増殖しまうのが特徴。免疫ができるとウイルスが減退し、半年~1年ほどで自然治癒しますが、見た目が気になる人は液体窒素などで治療していくことになります。
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扁平疣贅
(へんぺいゆうぜい)

青年性扁平疣贅、青年性扁平イボともいわれ、10代から20代前半までの若い人によく見られる、2mm~1cmほどの楕円状のイボです。
免疫ができて炎症がおこりだすと、1週間から10日ほどで治りますが、どのくらいで炎症がはじまるかには個人差があります。顔にできやすいため、とくに感染に気を配る必要があるでしょう。
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イボができる原因とは?

では、こうしたイボはどうした原因でなってしまうのでしょう。

まず、ウイルス性のイボについては、そのままですが原因はウイルス。なかでもヒトパピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)というウイルスが主原因であることが多く、人と人との接触がおもな感染経路となっています。
やっかいなことにウイルス性イボは、自己感染で広がってしまうことも珍しくありません。たとえば、顔にできたイボを無意識のうちに触ってしまい、その手でまた別のところを触ってしまうことで、からだのあちこちに広がってしまう危険性があります。
なお、ウイルス性イボのなかでも伝染性軟属腫は水イボともいわれように、プールなどでの感染することが多いため、夏場は注意が必要です。

対して老人性疣贅は、老化が原因。
とくに大きな原因となっているのが紫外線でしょう。健康な肌は紫外線でダメージを受けると新陳代謝をしますが、そのとき皮膚の下層で生成されたメラニンも表皮へ排出されます。
しかし、老化によって新陳代謝が鈍ってしまうとメラニンがうまく輩出できず、シミとなってしまうのですが、このシミがさらに蓄積されることで皮膚が盛り上がってくることで老人性疣贅を発症してしまうのです。

イボの種類って?
イボができやすい場所って?
いー坊がお答え!イボについて何でもQ&A
自宅治療ってどうやるの?
病院での治療は?

イボの治し方について

イボを治す方法はおもに二つあり、一つ目は自宅でのセルフケアによるもの。二つ目は病院でのメディカルケアによる方法です。どちらが「絶対にいい」というわけではありませんので、まずはそれぞれの特徴について知っておきましょう。

自宅で治療する場合は?

自分でイボを治療する方法は、市販薬が一般的。しかし最近では杏仁オイルの人気が高まってきており、「イボがキレイにとれて、美肌効果も期待できる」と、女性を中心に効果が知られるようになりました。

また角質クリームやジェル、美容液もイボケアに力を発揮しています。自分のイボの種類と各ケア方法の特性を知って、イボとおさらばしましょう!

市販薬

サリチル酸の角質軟化溶解作用で角質をはがす、または乳酸で溶かして軟化させるタイプと、イボをやわらかくするヨクイニンの服用タイプが主流。効きめや強さならサリチル酸、乳酸のものが高いながら、なかには強すぎて皮ふにダメージがあるものもあります。

杏仁オイル

杏仁オイルは人の皮脂の成分と近く、硬く角質化した皮ふを柔らかくする効果があります。老人性イボ・脂漏性角化症などのイボ・ぶつぶつに有効的。保湿・うるおいなどの面からイボにアプローチするため、乾燥肌、加齢による肌トラブルといった、美容目的としても使えるアイテム。

角質クリーム
ジェル・美容液

顔や首まわりなどにできる、ポツポツ・老人性イボ対策としてポピュラーなイボケアアイテム。配合されているヨクイニンエキスが、加齢によって固くなった角質に働きかけます。もともと美容系アイテムなだけに美容成分も配合されているので、美肌への効果も期待できます。

病院で治療する場合は?

液体窒素による凍結治療

イボの原因になるウイルスをマイナス196度の液体窒素で根絶し、傷口の皮ふの新陳代謝を使ってイボの根を表面へ浮きあがらせる治療法。保険が利くため1回あたりの自己負担は安い半面、痛みを感じやすく、数回以上の治療が必要。

電気・レーザーによる
焼却治療

炭酸ガスレーザーでイボを除去する治療法です。1か所あたり10分~20分ほどの施術時間で、簡単にとれることが最大のメリット。ただし保険適用外なので、全額自己負担です。専用の機材が必要なため、美容系の皮膚科など施術できる病院が限られる。

局所注射による治療

抗がん剤の一種・ブレオマイシンを注射し、ウイルスを死滅させることでイボを除去する治療法。1回で完治する割合は40%ほどで、2~3回にわけての治療が必要です。保険適用外のため、費用は全額自己負担となるので要注意。

あなたはどのイボ?逆引きイボ辞典

イボは種類によってからだにできやすい場所があります。それぞれに適した治療をしないと効果ができないこともあり、自分にできてしまったイボは何なのか、そしてその治療法にはどのようなものがあるのかを、チェックしましょう。

顔のイボ

顔に出るイボ

デコルテのイボ

首・胸に出るイボ

胸・お腹のイボ

胸・お腹に出るイボ

足の裏のイボ

足の裏に出るイボ

手のひら・指のイボ

手指に出るイボ

背中のイボ

背中に出るイボ

腕・ワキのイボ

腕・ワキに出るイボ

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